本日は自作ラーメンに関する記事になります。
今回は金目鯛のアラを入手しましたので、金目鯛らーめんを作成した工程をご紹介します。
※金目鯛を他のお魚に読み替えて調理しても問題ないです。
簡単にお店と同様の本格鮮魚系ラーメンが作れます。
まず初めに金目鯛の出汁を取る前に行ったことを書きます。
【自作金目鯛ラーメン】
【調理方法】
【前日】
①昆布出汁をとる。
(1)水1ℓに対して、昆布40gを入れて冷蔵庫で一晩寝かせます(目安12時間)。
(2)翌朝、昆布を取り出して昆布出汁は完成。
②しょうゆタレを用意する。
自宅にある醤油(ブレンドしても問題なし)にお酢を入れて、昆布を投入し一晩寝かせます(目安8時間)。
[例:割合]
しょうゆ300mlに対して、お酢1g・昆布10g
【当日】
③しょうゆタレから昆布を取り出す
④煮豚用に豚ブロック肉を煮る。一定時間が経過したら、豚ブロック肉を取り出し、しょうゆタレに15分漬け込む。
⑤煮豚のスープを残しておく。
[④調理例]
鍋に常温のお水を入れて、豚ブロック肉を投入する。2時間半ほど煮て煮豚を取り出す。※煮るときはお肉がお湯に浸るように。
お肉が温かい状態でしょうゆタレに漬け込むと味がしみやすいです。
以上で事前準備は完了です。
おさらい:昆布出汁・しょうゆタレ・煮豚を作る。
では、これから金目鯛のスープを作っていきます。
①金目鯛のアラ(頭と骨)を水で洗い、鍋に投入する。
そして火をつけて、沸騰してから5分程度ゆでる。徐々に灰汁が出てきます。
灰汁が出てきて5分程度経ちましたら、ザルにあけます。そして、水道水で軽く灰汁や汚れを洗い落とし、ボールに移します。
そのあと、ニンニクとしょうがとネギの青い部分を用意し、鍋に金目鯛のアラ、水、ニンニク・しょうが・ネギの青い部分を順番にいれていきます。
材料が入れおわりましたら、火をつけて3時間程度スープを炊きます。
ときおりスープに浮いてきた金目鯛油をお玉で救い、お皿に移します。
また、2時間程度ぐらいしたら、ネギの青い部分を最初と同じくらいの量を追加します。
※スープを炊くときに弱火か強火でスープの濃度/味/香りが異なります。
今回わたしは淡麗系がよかったので、75°程度をキープしてスープを炊きました。
3時間程度(思い通りいく炊き加減)になりましたら、ざるでスープと具材を別々にし、スープをこします。
出来上がりは以下のとおりです。
以上でスープの用意は完了しました。
あとは麺の準備になりますが、市販の細麺でもいいですし、自分で製麺してもお好きな方で大丈夫です。
今回わたしはマルボシの乾麺を使用しました。
麺の準備ができましたら、以下の流れで完成です。
①麺を茹でる
②スープを配合/沸かす
③どんぶりにタレ・金目鯛油(小さじ1程度)を入れる
④沸いたスープをどんぶりに入れる
⑤ ①の茹で上がった麺を湯切りして、どんぶりに入れる
⑥トッピングを盛りつければ完成!
◾️スープの分量としょうゆタレの量
・スープ:300ml
・しょうゆタレ:30ml※タレはスープの1/10にするとちょうどいい味になります。
※金目鯛油は
◾️スープの配合
-金目鯛 10・煮豚出汁 1・昆布出汁 1
<わかりやすく>
-金目鯛 300ml+煮豚出汁 30ml +昆布出汁 30mlを入れて、スープが沸いたら300ml入れれば大丈夫です。
◾️トッピング
・煮豚/葉ネギ/玉ねぎ(辛味を抜いた状態)/レッドキャベツスプラウト
※トッピングはお好みで問題ないです。
以下のとおり完成します。
自分でもいうのもあれですが、非常に美味しいラーメンが出来上がります。
鮮魚系はスープを炊くときのお湯の温度が肝です。また、スープと醤油タレの割合もけっこう大事です。
ちなみに残ったアラの出汁スープにカレー粉を入れると、高級料亭のような上品なカレーが作れます。
最後に魚のアラは美味しい出汁が取れますので、捨てずに、自作ラーメンに役立ちます。そして、この記事が皆さまの自作ラーメンに役立ったのであれば大変嬉しいです。
本日もご購読ありがとうございました。
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